コラージュ手法で天使のイメージを再構築することで、既存の宗教的・文化的なイメージに挑戦し、現代社会での新しい価値や問いを探る意味があります。天使は「純粋さ」「守護者」として描かれますが、コラージュすることで、天使に「混沌」「矛盾」「変化」といった新しい側面を与えることができます。このプロセスは、天使という象徴の文脈を置き換える試みで、新しい解釈が促されます。結果として、天使が何を表すのか。既存の価値を再構築するプロセスから「希望」が見つかる可能性や予測不可能な性質を再発見することができるかも知れません。

「Angel Dust」は、1960年代にアメリカで開発された幻覚剤です。麻酔薬として使用されていましたが、強い副作用と高い危険性のため、医療用途での使用は中止、その後、違法薬物として流通し、幻覚や暴力的な行動を引き起こすことで悪名がつきました。違法薬物としての「Angel Dust」は非常に危険であり、一度使用すると、その幻覚作用や依存性から抜け出すことが非常に困難だといわれています。

Angel Bomber(☮)とAngel Dust(↓)は双子として制作